【司法書士ブログ】北千住の女性司法書士が解説!不動産相続手続き講座

【シリーズ】第1回 司法書士が解説する「不動産」と相続の注意点 不動産と相続の基本知識とトラブル

【シリーズ】第1回 司法書士が解説する「不動産」と相続の注意点 不動産と相続の基本知識とトラブル

2024年12月17日 11:30

こんにちは

 足立区・北千住 不動産相続専門 女性司法書士のこばやしです


このブログは、これまでの案件実績2000件以上の女性司法書士が

不動産相続にまつわる手続きを中心にあれこれ解説していくブログです



 不動産投資は資産形成の有効な手段ですが、「相続」のタイミングで思わぬトラブルが発生することがあります。

今回は、不動産と相続に関する基本的な知識と、よくあるトラブル事例を司法書士の視点から解説します


 不動産と相続の基本的な関係


不動産は「分割が難しい資産」の代表例です。現金や預金のように簡単に分けられないため、相続人間で意見が分かれる原因となりがちです。例えば、以下のような状況が考えられます。


複数の相続人がいる場合

遺産分割協議で「誰が不動産を相続するか」が決まらないと、不動産の共有状態が発生します。この共有名義が原因で、売却や管理がスムーズに進まないケースがよく見られます。


遺言書がない場合

遺言書が用意されていないと、相続人全員で協議する必要があります。この過程で意見がまとまらず、関係が悪化することも。

 よくあるトラブル事例

1. 共有名義による運用の難航

 相続人の一部が不動産を売却したいが、他の相続人が反対し、売却できない状況が発生することがあります。共有名義では、全員の同意が必要になるため、管理や運用に支障をきたす場合があります。



2. 固定資産税や管理費の負担問題

 不動産を相続したものの、相続人全員で税金や維持費を負担することに同意できず、滞納が発生するケースも。



3. 不動産の評価額と実際の利用価値のギャップ

 市場価値が高くても、実際には貸借人がいるなどの理由で流動性が低い物件を相続した場合、現金化が難しい場合があります。


 次回予告

次回は、不動産投資家が特に注意すべきリスクについて詳しく解説します。

例えば、借入金のある物件や共有名義の問題について、実務的な視点から具体的な事例を交えてお伝えします。


不動産相続に関するご相談は、ぜひ当事務所までお気軽にお問い合わせください。



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