北千住の女性司法書士が解説!不動産相続手続き講座

【疑問】エンディングノートの始め時っていつ?

2024年09月17日 11:07

こんにちは

 北千住の不動産相続専門 

女性司法書士のこばやしです


このブログは、女性司法書士が不動産相続にまつわる手続きを中心に
あれこれ解説していくブログです

以前、遺言書とエンディングノートの違いについて書きました



今回はエンディングノートについてもう少しふかぼっていきたいと思います

【目次】

  1. エンディングノートとは

  2. エンディングノートの始め時

  3. エンディングノートに書いておきたい事項

  4. 定期的に内容を見直そう

エンディングノートとは?


エンディングノートとは、自分の人生の終末について記したノート


家族や友人に伝えておきたいことや自分の希望などを

万が一に備えて書き留めておくものです


遺言書と違って法的な効力はなく

決まった形式もありません


コラムや記入しやすい項目があらかじめ印刷されていたりする

専用のノートも売っていますが、もちろん普通のノートや手紙形式でもOK


法的効力がないので、何度でも書き直したり、

内容が変わったらその都度書き換えて

自分の手元に保管しておくものです  

エンディングノートの始め時

エンディングノートは「終活」の一環として書き始める方が多いようです


前にも書きましたが、エンディングノートは法的効力がなく

何度でも書き直せるものです


少しでもエンディングノートが気になったら

始め時といってもいいでしょう


気軽な気持ちで書き始められるのがエンディングノートの良いところです


一般的には、退職を機に、還暦を迎えたら、

配偶者から促されてなど

万一の事態に備えて書き始める方もいらっしゃいます


エンディングノートには、財産の記録やお葬式、お墓の事等

調べたり、気力と根気がいる箇所もあります


体力、気力とも十分にある時から取り掛かっておくほうが良いです


エンディングノートに書いておきたい事項

  1. 名前、本籍地、住所などの自分についての基本情報

  2. 財産・資産について

  3. デジタル遺産について

  4. 家族・親しい友人知人について

  5. ペットについて

  6. お葬式・お墓について

  7. 相続・遺言について

  8. 連絡先

  9. 残された家族・友人へのメッセージ・お気持ち


エンディングノートは自由なものですから、

必ず書いておかなければならない事柄はありません


しかし、残された家族や友人・知人がノートを見て

知りたい情報が無いと困ってしまいます


上記のような事項は書いておいたほうがよいでしょう



定期的に内容を見直そう

エンディングノートは定期的に内容を見直し、

変更があればその都度、書き直していきましょう


お勧めは、自分の誕生日や記念日など最低でも年1回のペースで

内容を確認しておくこと

見直す日をあらかじめ決めておけば、内容の更新し忘れを防げます


また、パスワードや暗証番号を記載した場合は

保管にも気を付けて、他人に見られないようにし

漏洩のないようにする必要があります


家族には、エンディングノートを書いていることを伝えておくことも忘れずに

せっかく作ったノートです

活用してもらえるように、所在の共有をしておきましょう





エンディングノート・終活・遺言書作成でお困りなら司法書士にご相談ください


相続の専門家である司法書士に戸籍の読み方や集め方を相談することも可能です


エンディングノートには財産を誰に相続させるかを記載しておくこともお勧め

そのためには、相続人を確定させたり、

遺言書の作成も併せて検討していくことも必要です


ぜひ司法書士にご相談ください



    

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