北千住の女性司法書士が解説!不動産相続手続き講座

【今さら聞けない?!】戸籍と住民票の違い

2024年09月16日 18:47

こんにちは

 女性のための不動産相続専門

足立区・北千住の 

司法書士のこばやしです


このブログは、女性司法書士が不動産相続にまつわる手続きを中心に
あれこれ解説していくブログです


今回は用語解説編です


【戸籍謄本】と【住民票の写し】の違い


戸籍謄本よりももっと身近な書類に

【住民票の写し】があります


住民票の写しは比較的なじみがあるかと思います


住民票は『住民基本台帳法』という法律に基づいて

各市区町村長が作成しているもので

住民の住居関係を記録するものです


よく、住所を証明するために取得しますよね


これに対して、戸籍は身分関係の変動を記録するもの


戸籍の所在地(本籍地)は記載されていますが、

住所は戸籍の中には記載されていません

これは、戸籍に記載されている人達がどこに住んでいるか(住所地)は

戸籍の身分事項と関係がないからです


戸籍に記載されている人と住所と関連づけたいのなら
戸籍の附票を取得する

戸籍謄本を取得しただけでは、戸籍には住所が記載されていないので、

戸籍に記載されている人の住所と戸籍をつなげることはできません


そこで、住所の変遷を記録している別の帳簿が存在しています


それが、戸籍の附票(ふひょう)です


戸籍の附票は戸籍簿に付いている票という意味ですので、

本籍地で戸籍謄本と同じように取得ができます


A市に本籍を置いている間に

A市→B市→C市と住所を移転した場合、

その記録が戸籍の附票にも記録されていきます


そうこうしているうちに、

本籍地をA市→D市に転籍した場合、

D市で新しい戸籍が作られます


新しい本籍地D市の戸籍にも戸籍の附票が作られるため、

D市に転籍したのちに、C市→D市と住所を移動すると

新本籍地の戸籍の附票には、C市→D市に住所移転した旨の記録がなされます



住民票に本籍地を記載する


住民票と戸籍謄本を関連付ける方法としては、

場合によっては住民票に本籍地の記載をしてもらうことで足りることもあります


窓口で住民票を取得する際に

【本籍地の記録を載せてください】と指定しないと

原則本籍地の記載は省略されますので注意が必要です


※戸籍の附票が必要なのか、住民票に本籍地を記載すれば足りるのかは

提出先に確認しておいたほうが良いでしょう



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相続の専門家である司法書士に戸籍の読み方や集め方を相談することも可能です


ぜひ司法書士にご相談ください



    

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