北千住の女性司法書士が解説!不動産相続手続き講座

【1分で分かる】戸籍謄本の集め方

2024年09月07日 16:02

こんにちは


事業承継と不動産相続専門

足立区・北千住 

司法書士のこばやしです



このブログは、女性司法書士が不動産相続にまつわる手続きを中心に
あれこれ解説していくブログです



もうだいぶ浸透してきている気がします・・・

戸籍謄本の広域交付

令和6年3月1日から始まった戸籍謄本の広域交付


本籍地以外の市区町村の窓口で戸籍・除籍証明書を取得できるようになりました


どこでも

本籍地が遠方であっても、

本籍地以外のお住い・お勤め等の最寄りの市区町村窓口で

取得できるようになりました


まとめて

欲しい戸籍謄本がいくつかの市区町村にまたがっていても、

一か所の窓口で申請し、まとめて取得できるようになりました


※ コンピュータ化されていない一部の戸籍・除籍を除きます。
※ 一部事項証明書、個人事項証明書は請求できません。


広域交付で戸籍の請求が出来る人

本人
   配偶者
          父母、祖父母など(直系尊属)
       子、孫など(直系卑属)


※縦のつながりの戸籍は請求できますが、

横のつながり(つまり兄弟姉妹の戸籍)は広域交付で請求出来ませんので

注意してください
        

広域交付を利用したい場合は、窓口に直接行って請求する必要があります

代理人に頼むことや、郵送では請求できません


窓口では本人確認をされますので、運転免許証・マイナンバーカード

顔写真付きの身分証明書が必要です

 


注意


広域交付は窓口で請求を受けたのち、各市区町村に請求をかけますので、

申請してから交付されるまでに時間がかかります

(場合によっては、2日以上かかったということもあるようです)

戸籍謄本を提出する予定がある場合は、余裕をもって請求しましょう



今後は戸籍謄本の添付が不要になる?

パスポートの発給申請

申請書と併せて戸籍電子証明書提供用識別符号(有効期限3か月のパスワード)を

申請先の行政機関に提示することにより、

申請先の行政機関が戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を

確認することができるようになります

戸籍証明書等の添付が不要となり、オンラインで手続が完結されます。




いかがでしたか?

相続手続きにおいても戸籍謄本は必ず必要になる書類です

特に、亡くなられた方の出生時がお亡くなりになるまでの

戸籍謄本を取得するには、今までだと各市区町村に請求をしていく必要がありました


しかし、この広域交付を使って窓口で請求すれば

原則、一括で済みます

(例外あり:兄弟姉妹の現在の戸籍謄本は本人ではないので、広域交付を利用できない)


もし、戸籍謄本が必要と言われたら、

この広域交付を利用して取得すれば

かなりの費用の軽減、時間の短縮になるかなと思います


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