北千住の女性司法書士が解説!不動産相続手続き講座

結局、相続登記義務化って何?

2024年08月29日 21:37

こんにちは

足立区の不動産相続専門

司法書士のこばやしです


このブログは、女性司法書士が不動産相続にまつわる手続きを中心に
あれこれ解説していくブログです


今回は、こちら


 結局、相続登記義務化って何?



相続登記は今まで任意でした


それが…


令和6年4月1日から相続登記が義務化されました

今年の4月から相続登記の申請は義務化しています


つまり、相続が発生し、その相続によって不動産を取得した場合、

不動産を取得した人は、ちゃんと名義変更をしておこうね

ということになったのです



相続登記義務化のQ&A

相続登記義務化の内容は?

相続人は、不動産(土地・建物)を相続で取得したことを知った日から3年以内

相続登記をすることが法律上の義務になりました


遺産分割(相続人間の話合い)で不動産を取得した場合も、

別途、遺産分割から3年以内に、遺産分割の内容に応じた登記をする必要があります


正当な理由がないのに相続登記をしない場合、

10万円以下の過料が科される可能性があります



相続登記義務化の対象は?

令和6年4月1日より前に相続した不動産も、

相続登記がされていないものは、義務化の対象になります。 


令和6年4月1日より前に相続した不動産で、

相続登記がされていないものについては、

令和9年3月31日までに相続登記をする必要があります


これは、不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内

相続登記をする必要がありとされたからです


いま現在、相続により不動産を取得しているのに
まだ相続登記をしていない人(まだ不動産の名義変更をしていない人)は

令和9年3月31日までに相続登記をしておく必要があるということです


遺産分割が成立した場合や、
亡くなった方から相続人に対して遺贈をした場合等も対象になります



相続登記申請の義務の起算点は?


相続登記の義務は、特定の不動産相続で取得したことを「知った日」から

スタートしますので、取得した不動産を具体的に知るまでは、相続登記の義務はありません。


例えば、相続人たちは把握していなかったが、

相続開始5年後に、実は相続財産の中に不動産があると分かった場合、

その分かった日から起算されることになります



相続登記を怠ると・・・・


正当な理由がないのに相続登記をしない場合、

10万円以下の過料が科される可能性があります


この過料については長くなってしまいますので、
別途まとめていきますね



親族間でも揉めてしまって・・・

相続が発生して、スムーズに遺産分割協議がまとまらない

ということもあり得ますよね

そういう場合は、相続人申告登記という制度を利用することもできます


こちらの相続人申告登記についても長くなりますので

別途まとめていきたいです!!



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相続登記義務化で迷ったら、まずは司法書士にご相談ください



    

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