おひとり様のための終活チェックリスト
2024年12月09日 15:56
こんにちは
足立区・北千住 不動産相続専門
女性司法書士のこばやしです
このブログは、
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不動産相続にまつわる手続きを中心に
あれこれ解説していくブログです
近年「おひとり様」向けの終活が注目されています。家族に頼らず、自分らしく人生を締めくくりたいと考える方にとって、計画的な準備が大切です
本記事では、独身者やおひとり様が安心して老後を迎えるために行うべき終活準備について、チェックリスト形式でご紹介します
法的な手続きや財産管理、医療・介護に関する準備など、実用的な情報をわかりやすくまとめています。
ぜひ一つずつ確認しながら進めてみてください。
おひとり様のための終活チェックリスト
1. 事前準備:信頼できる情報を残し、頼れるサポート役を確保する
まずは、あなたの意思や希望をしっかり記録するために「エンディングノート」を準備しましょう。
エンディングノートの作成:エンディングノートには、医療・介護の希望や財産管理に関する情報を記載し、自分の意思を残せるようにします。今やエンディングノートは、人生を整理し家族や周囲に配慮した意思を伝える重要なツールです。
信頼できるサポート役を確保:おひとり様には、緊急時の連絡先や終活のサポート役が必要です。友人や親戚、信頼できる専門家など、必要に応じて連絡できる人を選びましょう。連絡先をエンディングノートに記載しておくと安心です。
2. 財産と重要書類の整理:スムーズな財産管理のための準備
おひとり様の終活において、財産整理は非常に重要です。正確にリスト化し、法的な手続きを踏むことで、あなたの財産が意図した通りに扱われます。
財産目録の作成:銀行預金や不動産、株式、生命保険などの資産リストを作成し、概要が分かるようにしておきましょう。財産目録を作ることで、自分が持つ財産の全体像を明確にし、遺産分配の際にもスムーズな手続きが行えます。
重要書類の保管場所を明示:通帳や不動産証書、保険証書などの重要書類の保管場所を信頼できる人に知らせておきましょう。必要であれば鍵付きの保管箱や信頼できる弁護士・司法書士への相談も考えられます。
遺言書の作成:おひとり様にとって遺言書は特に重要です。遺産を意図した相手にスムーズに渡すために、法的効力を持つ遺言書を作成し、司法書士のアドバイスを受けることが推奨されます。公正証書遺言にすれば、確実に効力が発揮されます。
3. 医療・介護の準備:安心して老後を過ごすための準備
おひとり様が老後を安心して過ごすためには、医療や介護に関する意思を明確にしておくことも欠かせません。
医療・介護に関する希望の明記:延命治療の有無や介護施設入居に対する希望を明記することは、将来の安心に繋がります。特に、おひとり様の場合、周囲が医療・介護に関するあなたの希望を理解しやすくするためにも重要です。
任意後見契約の締結:判断力が低下した場合に備え、任意後見契約でサポートしてもらえる後見人を指定しておくと安心です。法的に認められた後見人を確保することで、財産管理や医療・介護の意思を確実に守ることができます。
4. 最期の迎え方に関する準備:一人でも自分らしいエンディングを
おひとり様が望む最期の形を実現するためには、葬儀や供養に関する具体的な準備が大切です。
葬儀やお墓に関する希望:自分らしい最期を迎えるために、葬儀のスタイルやお墓に関する希望をエンディングノートに記載しましょう。費用や手続きについても準備しておくと、周囲が対応しやすくなります。
供養方法のリクエスト:自分に適した供養方法(例:樹木葬、海洋散骨)を選び、希望を残しておくことも重要です。おひとり様向けの供養方法も増えており、信頼できる業者の選定も検討しましょう。
5. 生活と契約の整理:不要な契約の解約とデジタル遺産の整理
おひとり様の終活では、生活に関する契約整理とデジタル遺産の管理も大切です。これにより、将来的な負担を減らせます。
不要な契約の解約:クレジットカード、定期購読などの不要な契約は、解約しておきましょう。これにより、後々の負担や費用が軽減されます。
デジタル遺産の管理:SNSやメールアカウントのパスワードを管理し、信頼できる人に伝えるか、エンディングノートに記載しておくことが必要です。SNSの削除方法を残しておくと、後から対応がしやすくなります。
6. 自分の想いを大切な人へ:メッセージや思い出を残す
おひとり様であっても、自分の意思や想いを残すことで、周囲とのつながりが生まれます。
メッセージや思い出を残す:大切な友人や親しい人へのメッセージを手紙やビデオで残しましょう。これにより、最期に自分の気持ちや感謝を伝えることができ、周囲にとっても貴重な記憶となります。
思い出の整理:アルバムや思い出の品を整理し、適切な形で誰かに渡したい場合は、その方法をエンディングノートに記載しておくとスムーズです。
まとめ
おひとり様の終活では、計画的に準備を進め、法的な手続きも踏まえた対策が求められます。信頼できる専門家のアドバイスを活用しながら、安心して老後を迎えるために、自分らしい終活をぜひ進めてみてください。
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