北千住の女性司法書士こばやしです
2024年05月15日 15:00
こんにちは
北千住の女性司法書士こばやしです
今日からブログを書いてみようと思います
毎日更新できるように頑張ります
さて、皆様「司法書士」ってどんなお仕事をするのか
ご存じですか?
司法書士って、認知度低いです
正直悲しい。。。
弁護士のようにドラマ化、映画化されることも
ほとんどありません
しかし、個人的には女性におすすめな国家資格だと感じています
非常に細かい書類仕事が多く、忍耐力、精神力、まじめさも必要ですが
細~く長~く仕事をしていこいう、家事、育児を優先させて仕事していこう
ここはバリバリ仕事しよう、いや、独立開業だ!と
私みたいにライフステージごとに転職を繰り返すこともできます
司法書士になるには
まず国家試験に合格する必要があります
この試験、受験資格は特にありません
年齢制限も受験回数制限もありません
老若男女、学歴関係なく何度でも
受験料を支払って受験することが可能です
ここが素晴らしいですよね!
何度でも挑戦できるし、いつでも思い立った時に勉強を始めて受験できる
司法書士試験の合格率は毎年4~5%です
試験範囲が広く、1年に1度しか試験が開催されないので
国家資格の中でも特に難しい試験であるといえます
だからこそ、合格できた時の喜びはひとしおです
司法書士試験に合格し、そのあと新人研修等のいくつかの研修を受けます
この研修の時は、たくさんの同期とつながることができます
研修が終わると、司法書士会に登録することができ
司法書士会に登録すると晴れて司法書士と名乗り、司法書士業務を行うことができます
さて、司法書士業務の内容ですが、司法書士法第3条及び司法書士施行規則第31条に規定されています
おおよそ下記の業務を行うことができます
登記又は供託手続の代理
(地方)法務局に提出する書類の作成
(地方)法務局長に対する登記、供託の審査請求手続の代理
裁判所または検察庁に提出する書類の作成、(地方)法務局に対する筆界特定手続書類の作成
上記1~4に関する相談
法務大臣の認定を受けた司法書士については、簡易裁判所における訴額140万円以下の訴訟、民事調停、仲裁事件、裁判外和解等の代理及びこれらに関する相談
対象土地の価格が5600万円以下の筆界特定手続の代理及びこれに関する相談
家庭裁判所から選任される成年後見人、不在者財産管理人、破産管財人などの業務
皆様、お気づきでしょうか
司法書士の業務範囲は非常に多岐にわたるんです
さらに、上記1~5の業務は司法書士の独占業務です
司法書士でない者が上記の業務を行うと司法書士法第78条の違反で罰せられる可能性がありますので
ご注意ください
メイン業務のうちの一つに「登記」があります
司法書士って何するの?と聞かれたら、「登記します」といいます
(言葉の正確性は置いて)
登記って不動産を所有してない方には全然関係ないんです
会社経営したり法人運営をしていない方とは縁遠いのは当たりまえ
私も試験勉強を始めるまで、登記のとの字も知りませんでした
それくらい日常生活している分には意識する必要もないし、馴染みがありません
なので、登記をメイン業務の一つとしている司法書士が何をしてくれる人たちなのか
分からなくて当然です
しかし、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されたんです
これには驚きました!!
まさか、登記申請が義務化される日が来るなんて!!
今まで全く登記を意識していなかった多くの方々にも
一気に登記が身近なトピックになったと思います
その理由は、、、、、、
まず「登記とは何か」を説明しないとなりませんね
長くなりますので、また次回